Maruki-News
VULCAN SC-350 導入
近頃、カッティングの仕事が増えてきました。
弊社で言うカッティングの作業とは、A4サイズのシール紙に図柄をプリントし、それをカッティングプロッターでカットすることを指します。
従来のカッティングプロッターでは、1枚1枚、手で機械に紙をセットしなければなりませんでした。
カットする形にもよりますが、1枚カットするのに40秒から60秒。
細かいものだと1枚カットするのに2分くらいかかるものもあります。
データを整理して面付けし、プリントする作業も含めると、1日400枚くらいまでしかできませんでした。
しかも、紙を押さえるレバーの開閉もしつつ……それを400回繰り返すと手首が痛くなることもありました。
以前、カッティング機に併設させるタイプの自動給紙機の購入の話も出ました。
しかし、今までよりも位置合わせの精度がミリ単位で落ちるというのです。
なおかつ、時々手動で位置を補正しなければならないとか。
弊社にくるカッティングの仕事は、0.数ミリの精度が必要です。
1ミリズレたら、必要な図柄までカットしてしまいます。
ということで、ずっと自動給紙のことはあきらめていました。
それが先日、社長がステキなものを展示会で見つけてきてくれました!
最初から自動給紙できる仕様のカッティング機です!!
一見、家庭用プリンターみたいな形で、背面に大量に紙をセットでき、後ろからスライドして自動給紙されます。
位置合わせのための専用のマーカー(●)とQRコードを生成し、それをカットデータとして書き出します。
カットデータはQRコードで管理されているので、カットラインが違うものを混ぜて背面のカセットにセットしていても、それぞれのQRを読み込んでカットしてくれる優れものです!
しかも、カットスピードはダントツに早くなりました!!
逆にスピードを出し過ぎると、刃は左右にしか動かないので、シール原紙がすごい勢いで前後に動いて振り回されるので、端がめくれてきたりするので、そこそこに抑えているくらいです。
いろいろ不具合もあって、ちょっと注意が必要だったりもしますが、それを考慮しても、導入してよかったです!!
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